関東甲信地方が梅雨明けした直後の週末。前回はハーブの丘のひまわり、今回は花木園菖蒲田のサギソウ。
足元に咲くアカツメクサ(赤詰草)、マメ科。花の色以外のシロツメクサ(白詰草)との違いは葉の形が尖っていることと、葉が花のすぐ下にあること。昔は単に花が赤いシロツメクサだと思っていたけど、名前がシロツメクサっていうんだから花は白色で、赤い花ならばアカツメクサというのは当たり前だよね。空が青いのも夏らしくていいけど、この暑さの中ではやっぱり水辺が恋しい。この池は水鳥の池。花木園菖蒲田はこの池のそばにある。
花木園の菖蒲田に行ってみると、カンカン照りの草むら(湿地)に小さなサギソウがたくさん飛んでいた。 サギソウ(鷺草)、ラン科。まさにサギが羽を広げて飛んでいる姿をした花。
ここは隊列を組んで飛んでいるみたいに見える。
サギソウは日当たりの良い湿地を好むので、菖蒲田の湿地に作られた木道の上から撮ることになる。そのためサギソウが咲いている場所まで少し距離があって、すぐそばに寄って写真を撮ることができない。望遠(200mm)で撮ってさらにトリミングしてもこれくらいが限界。
サギソウをすぐ近くに寄って撮ることができるのが、真夏に昭和記念公園で開催されるサギソウまつり。2020年も2021年も中止になってしまっているので以下の2枚の写真は2019年8月のサギソウまつりで撮ったもの。このようにボランティアの方が育てたサギソウを花壇で見ることができるので、グッと近くに寄ってサギソウを撮ることができる。確かにサギが羽を広げた姿だけど、良く見るとなんだか不思議な形をした花だね。
昭和記念公園(Vol.441) (撮影 2021年7月18日) にほんブログ村
コメント
優雅にそして清楚に舞う白鷺に見えますね。
夏の暑さにも負けずに咲く姿も健気です。
ちびた>凪々さん
清楚な白鷺なんですけど、人間にはちょっと暑すぎます・・・(汗)
暑い日が続きますが湿原歩きは真夏は涼感が溢れます。こんなにもサギソウの群生が見られる場所があるんですね!
ちびた>ローリングウエストさん
尾瀬などの本格的な湿地に行ってみたいです。
昭和記念公園の中ですから基本的には人の手が入っています。