毎年この時期になると、ちょっと楽しみにしているのが、この畦道に咲くヤブカンゾウ(藪萱草)を撮ること。
まわりたくさん咲いているわけでなく、咲いているのはこの畦道だけ。
明るい緑色の水田に点々と咲いたオレンジ色が映える。昔の日本の夏の光景ってこんな感じだったのかな?と思ってしまう。
ちょっとぐしゃぐしゃにも見える八重咲の花、ヤブカンゾウ(藪萱草)、ユリ科。 別名、ワスレグサ(忘れ草)とも呼ばれ、古くは万葉集にも詠まれている名門の花。嫌なことや忘れたいことを忘れさせてくれる花なんだそうだ。
この花は八重咲花だけど、これで一重咲なのがノカンゾウ(野萱草)。
このヤブカンゾウやキスゲの仲間は1日限りの花、デイリリー(Daylily)とも呼ばれるが、実際には2,3日の間咲くようだ。
良く見るとそんなにきれいに群生しているわけではないし、近くを車も通る(笑) いつもこの畦道だけ草刈りが後回しになっているから、たぶんこの花が咲くことをこの水田で作業している人も楽しんでいるのだと思う。 でもあと1週間程度で、この畦道も作業のために草刈りされてしまって、ここの短い夏が終わる。
(撮影 2020年6月27日) にほんブログ村
コメント
ドンドン夏景色になりますね♪
ちびた>hisamiさん
素朴な夏景色です。
燃えるような鮮やかな色合い。。。
綺麗ですねぇ~♪
梅雨のジメジメも吹き飛ばしてくれそうです。
ちびた>凪々さん
水田の緑がこの鮮やかさをさらに強調してくれています。
ほんと、毎日毎日雨ですね・・・