高幡不動尊の四季 ショウジョウバカマ
高幡不動尊の境内、初夏には山アジサイが自生する場所に、この時期になると咲くのがショウジョウバカマ(猩々袴)。花を想像上の動物(ショウジョウ)に見た立てて、葉を袴に見立てたもの。
多摩地区、特に高幡不動尊と昭和記念公園を中心にした散歩写真
高幡不動尊の境内、初夏には山アジサイが自生する場所に、この時期になると咲くのがショウジョウバカマ(猩々袴)。花を想像上の動物(ショウジョウ)に見た立てて、葉を袴に見立てたもの。
いま高幡不動尊の境内でたくさんのツバキが咲いている。ツバキとサザンカは共に冬の花というイメージがある。サザンカは晩秋から冬が花期だけど、ツバキは冬から春が花期。ツバキ(椿)は万葉集にも登場し木に春と書くことから、昔から春の花と考えられてきたのだろう。
高幡不動尊の鐘楼下の斜面でカタクリが咲き始めた。カタクリ(片栗)、ユリ科。早春に花を咲かせて5月頃には球根だけ残して地上からは姿を消してしまう、スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物。斜面に近寄ることができず、400mmの望遠レンズを使ってもこの大きさでしか撮れない。
気温は上がったり下がったりするものの、確実に春になっている高幡不動尊。今回は見た目が河津桜や染井吉野ではなく、ちょっと地味な春の花。これは花に見えないかもしれないカンスゲ(寒萓)、カヤツリグサ科。普通に散歩していたら見逃すこと間違いない。
せっかくソメイヨシノが咲いたのに、雲が多い天気の週末となった東京多摩地区。花曇りとはまさにこういう日のことかな。高幡不動尊の奥殿横で咲くソメイヨシノの標本木(日野市)の様子。ソメイヨシノの根本付近で咲く、ミツマタは満開。花付きが良い枝を狙って撮るともう見頃という感じに見える。
高幡不動尊の河津桜が満開になってメジロがやってくるようになった。梅にも飛んできているのを見かけるけど、あまり長居をせずすぐの飛んで行ってしまう。桜の花に囲まれて美味しいそうに蜜を吸っている。
春のお彼岸の3連休、その中日の高幡不動尊。今週は、冷たい雨が降った日もあったけど、春のような暖かい日が続いていたので、桜(ソメイヨシノ)が咲いているのではないかと期待していたら、しっかり咲いていた。この木は日野市のさくら開花宣言をする標本木。制定は割と最近で4年前。
河津桜が咲き始めた高幡不動尊。五重塔前の梅「思いのまま」も見頃近くなってきた。先週見た時に、紅梅が咲く蕾に見えた蕾から、予想通り紅梅が咲いていた。1つの枝で紅梅と白梅が咲くのがこの梅「思いのまま」の特徴。