今週の高幡不動尊(08/02 その2) 自然は盛夏から秋に向っている

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先週末の3連休は猛暑になった東京多摩地区。梅雨明け前は雨ばかりで散歩ができないと嘆き、梅雨が明けたら一瞬喜んだものの、今度は猛暑で散歩どころではなくなった。なんだかなぁ(笑)  

ということで、梅雨明け直後8月2日の高幡不動尊の続き。入口の仁王門をくぐってすぐ右側の枝垂桜の足元には、秋が楽しみなコムラサキ(小紫)、クマツヅラ科。いまは花が終わって若い実がなっている状態。秋にはこの実がきれいな明るい紫色に変わる。

ヤブラン(藪蘭)、ユリ科又キジカクシ科。盛夏から秋に向けて咲く花。  

アジサイの花は珠切り作業ですべて切られたので、残っているこの花はちょっとアジサイに似ているけどノリウツギ(糊空木)、アジサイ科又はユキノシタ科。  

これはサンゴジュ(珊瑚樹)、スイカズラ科の実。花は終わってしまったけど白色。 この赤い実の様子をサンゴに見立ててつけられた名前。この赤色はサンゴ礁の海で見るサンゴ(造礁サンゴ)と違って、深い海の色鮮やかな宝石サンゴの色。白色の花がこんな赤い実になるなんて面白いね。

これはヒヨドリバナ(鵯花)、キク科。晩夏から秋にかけて咲く。 秋にヒヨドリが鳴く頃に咲く花が名前の由来。秋の七草の1つフジバカマ(藤袴)によく似ている。

シュウカイドウ(秋海棠)、シュウカイドウ科。名前に「秋」が付く花だ。同じシュウカイドウ科のベゴニアに似ているけど、派手なベゴニアよりも、このシュウカイドウの方が風情があるかも。

ヤブミョウガ(藪茗荷)、ツユクサ科。 花が終わって実になるところにセミの抜け殻。まだ猛暑が続いているけど、自然のなかで夏は少しずつ終わりに近づいている。

ヤブミョウガと同じツユクサ科の本家ツユクサ(露草)。ツユクサの露は朝露で、その名前は露を帯びて咲き始めるからとか、昼に花が閉じることが朝露を連想させるからとか諸説あるらしい。  猛暑が続いている時期なのに、今回の記事には「秋」の文字が多かった。早く秋になってほしいのかもしれない(汗)

  今週の高幡不動尊Vol.603 (撮影  2020年8月2日) にほんブログ村

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コメント

  1. hisami より:

    今年の夏は「自粛」の夏 「我慢」も夏
    なんだかなぁ~・・・・な夏も
    そろそろ終わろうとしてますね
    暦の上では立秋 どんな秋になる事やら???

    • chibita より:

      ちびた>hisamiさん
      自粛も慣れっこになってきて猛暑の日々が淡々と過ぎてます。
      秋なるとインフルエンザが怖い、というかややこしい。

  2. 凪々 より:

    暑い夏もいつかは終わる。。。
    秋の気配がしているようですね。
    本当、早く涼しくなって欲しいです。

    • chibita より:

      ちびた>凪々さん
      なかなか暑い夏が終わりませんね・・・(汗)
      涼しくなる日はいつでしょう。」

  3. このお盆は毎日死にそうなくらい暑いですね!今日も40度近い猛暑になりそうで、朝からクーラーをガンガンつけております。昨日は一歩も外出しませんでした。高幡不動のお散歩も熱中症に十分お気を付けください。
    (PS)1970年代中期に2枚のアルバムだけで解散した隠れたスーパーバンド「アメリカン・フライヤー」を公開しております。初期イーグルスの雰囲気タップリの美しきメロディのウエストコーストサウンド、猛暑の中で一服の清涼感・癒し感を得られると思いますので是非とも聴いてみて下さい。

    • chibita より:

      ちびた>ローリングウエスト
      もう暑くて暑くて散歩どころではありません(汗)
      在宅勤務もあって、1日中家の中で籠ってます。