高幡不動尊の四季 鐘楼下のカタクリとキブシ
高幡不動尊の鐘楼下の斜面でカタクリが咲き始めた。カタクリ(片栗)、ユリ科。早春に花を咲かせて5月頃には球根だけ残して地上からは姿を消してしまう、スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物。斜面に近寄ることができず、400mmの望遠レンズを使ってもこの大きさでしか撮れない。
多摩地区、特に高幡不動尊と昭和記念公園を中心にした散歩写真
高幡不動尊の鐘楼下の斜面でカタクリが咲き始めた。カタクリ(片栗)、ユリ科。早春に花を咲かせて5月頃には球根だけ残して地上からは姿を消してしまう、スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物。斜面に近寄ることができず、400mmの望遠レンズを使ってもこの大きさでしか撮れない。
4月最初の週末は、天気は良いものの気温が低めになった。昭和記念公園の桜、ソメイヨシノ(染井吉野)やヨウコウ(陽光)が見頃になってきている。まずは、毎年楽しみにしている、「ふれあい橋」から見た残堀川沿いの風景。遠くに見えるのは花木園梅園そばの「さくら橋」。
気温は上がったり下がったりするものの、確実に春になっている高幡不動尊。今回は見た目が河津桜や染井吉野ではなく、ちょっと地味な春の花。これは花に見えないかもしれないカンスゲ(寒萓)、カヤツリグサ科。普通に散歩していたら見逃すこと間違いない。
せっかくソメイヨシノが咲いたのに、雲が多い天気の週末となった東京多摩地区。花曇りとはまさにこういう日のことかな。高幡不動尊の奥殿横で咲くソメイヨシノの標本木(日野市)の様子。ソメイヨシノの根本付近で咲く、ミツマタは満開。花付きが良い枝を狙って撮るともう見頃という感じに見える。
高幡不動尊の河津桜が満開になってメジロがやってくるようになった。梅にも飛んできているのを見かけるけど、あまり長居をせずすぐの飛んで行ってしまう。桜の花に囲まれて美味しいそうに蜜を吸っている。
寒緋桜と河津桜や梅園の様子を見たあと、今回は昭和記念公園のこどもの森のクロッカス。春のこの時期はどんどん花が咲いて景色が変わるから忙しい。こどもの森の入り口のかざぐるまゲート付近でたくさん咲くクロッカス。この日咲いていたクロッカスをアップで撮ると、黄色の花だけシベの形が違う。
気温が20℃を超えた日の昭和記念公園。今回は花木園の梅園付近の様子。梅園の周辺で咲いているヨウズイセン。黄色の花が元気付けてくれる。サンシュユ(山茱萸)、ミズキ科。別名、春黄金花と言われるように春の陽射しを浴びて、木全体が黄金色に輝くようになってきた。
春のお彼岸の3連休、その中日の高幡不動尊。今週は、冷たい雨が降った日もあったけど、春のような暖かい日が続いていたので、桜(ソメイヨシノ)が咲いているのではないかと期待していたら、しっかり咲いていた。この木は日野市のさくら開花宣言をする標本木。制定は割と最近で4年前。